有機認証の手続き
JONAでは会員・非会員でも申請および認証を取得することができます(費用が異なります)。
まず、どちらで申請するかをご検討いただきます。
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A入会申込み
- JONAの認証を考えていらっしゃる方で、理念と認証業務運営にご賛同いただけた方は、「入会申込書」をお送りください。JONA入会資料には、基準・プログラム、申請書類一式が含まれています。非会員は必要書類をご購入いただくことになります。
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B基本契約の締結
- 主に守秘義務と利害関係の排除、認証申請者の遵守事項に関する契約で、認証申請者とJONAの間で事前に合意するものです。
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C認証申請書の提出
- 認証申請を受けようとする方は、「認証審査申請書」「申告書」「必須添付資料」の3点を揃えて提出します。提出された申請書は、JONA事務局で受付後、書類の整備状況をみて、不足等があればその部分を補正してから受理します。
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D書類審査
- 受理した申請書を、検査員/判定委員の資格を有する者が審査します。書類審査では、組織および圃場や施設の適合性、内部規程・格付規程の整備状況、申請内容と地図等との整合性等について適否を判断します。書類審査で軽微の不適合があれば、補正していただく場合があります。
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E実地検査
- 書類審査に合格した案件の申請内容、業態、地理的条件、利害関係などを考慮し、全国の契約検査員の中から適切な人物を選定します。JONAの検査員から実地検査に関する連絡がありますので、相談のうえ検査日程を決めてください。
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F検査報告書
- 検査終了後10日をめどに、検査員から実地検査の状況に関する報告書がJONAに届きます。検査報告書は、申請書と一緒に判定委員会へ提出され、最終判定が行われます。合否の結果は、「JONA通知書」でお知らせします。認証が決定した案件については、認証証を発行します。
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G認証後の取り決め
- 認証を受けた方には、有機に関する表示審査を受けていただきます。表示審査では、品名、一括表示のほか、有機に関する表現やJASマーク、JONA オリジナルマークの使用が適切であるかを確認します。また、販売実績報告(3ヶ月に1度)、格付実績報告(毎年6月)など、各報告をしていただくことになります。
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H継続性の調査
- 2年目以降は、JONAから「継続調査の実施予定の通知書」を送付します。認証継続を希望する場合は、申請書を提出してください。審査手順は初年度と同様に進行します。
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臨時確認審査
- 認証取得後、次年度調査までの間に、圃場の追加・新商品の追加などがあった場合は、その都度JONAに申請してください。認証工場のラインや関連施設の追加など、認証内容を大幅に変更する重大事項については、実地検査を行います。
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非通知検査
- 認証事業者の5%に対して、年次検査に追加して非通知検査を行います。非通知検査を行う事業者は、事務局が、無作為に選ぶ場合と、社会的注目度の高さ等を考慮して指名する場合があります。