■活動報告:親子教室第13弾・「こんにゃく芋&下仁田ねぎの収穫とこんにゃく造り体験」

2009年12月5日(土)
親子農業体験プロジェクトを2007年秋にスタートさせてから
二度目となるバスツアー。
今回は群馬県甘楽郡下仁田町を訪れました。
下仁田町の特産品であるこんにゃく芋と下仁田ねぎの収穫、
そして生芋のこんにゃく造りを体験しました。
(1)朝7時半出発

高井戸に集合し、参加者29名を乗せた大型バスは出発しました。
今日のスケジュール確認、自己紹介を終えると、子供たちから食べ物、虫、乗り物などのクイズが出されました。バスの中は大騒ぎでした。
(2)10時下仁田町へ到着。
まずは、こんにゃく芋の収穫体験です。
生産者の神戸さんよりこんにゃく芋について説明して頂きました。
土の中から掘り出したこんにゃく芋には芋の子供(生子(きご))が付いています。
こんにゃく芋は種ではなく芋で増えるのです。
生子を(きご)次の年の春に畑に植えると、夏には葉が茂ります。
秋、葉が枯れたらまた芋を掘り出します。
冬の間は蔵で保存します。
一冬越した芋を1年玉といい、次の年の春に1年玉を植えます。
これを繰り返し、3冬越した芋がこんにゃくに加工されるそうです。
こんにゃくが出来るまでには、長い年月がかかることを学びました。

上の写真では、手前が生子、右が1年玉、真ん中が2年玉、左が3年玉。

神戸さんの指導のもと、土の中のこんにゃく芋を傷つけないよう慎重に掘り出します。

土の塊に見えますが、これがこんにゃく芋です。生子が付いているのがわかりますか?
(3)下仁田ねぎの収穫
JONA会員の自然農法富岡生産組合・松浦さんの畑で下仁田ねぎの収穫をさせて頂きました。
子供たちは、先ほどのこんにゃく芋畑よりも土がふわふわしていること体感。
「気持ちいいね~♪」という声がたくさん聴こえてきました。

太く大きな下仁田ねぎを子供が収穫するのはかなり難しかったようですが、みんな夢中でがんばりました。

畑を探索していた子供たちは、大根を発見!!
松浦さんのご厚意に感謝致します。
(4)下仁田館での昼食

大人は下仁田ねぎのすき焼き。

子供はこんにゃくパスタが入ったお子様ランチを頂きました。まさに地産地消。
(5)こんにゃく道場でこんにゃく造り
こんにゃく芋は腐りやすく、保存が難しいため、
今私たちが普通に食べているこんにゃくは、
乾燥させた芋を粉にし、水に溶かして造られたものが多いのです。
しかし、今回は生芋を収穫し、生芋からこんにゃく造りをしようという企画。
こんにゃく芋のアクで手がかゆくなるので、ゴム手袋を使い作業開始です。

★生芋をゆで、ミキサーにかけます。

★水を加えてよく混ぜます。

★凝固剤である水酸化カルシウムを溶いた水をさらに加え、手早くかき混ぜます。

★よく混ざったら、型につめて固め…

★30分ゆで、アク抜きします。

★アク抜きができたら完成。

★出来たてを「味噌だれ」で頂きました。プリプリした食感♪
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造り方以外にも、日本古来の伝統食品であるこんにゃくの歴史、主成分グルコマンナンの作用について、詳しく説明をしていただきました。
また、今回の企画で大変お世話になりましたJONA会員の(株)神戸万吉商店・神戸さんより桑葉の効用についても教えて頂きました。
(6)15時半:下仁田出発
こんにゃく造りをしている間に、外は大雨。
お土産は収穫したこんにゃく芋、下仁田ねぎ、大根と手作りこんにゃく。
おでんやすき焼きになるのでしょうか?
下仁田町の方でも今では自家製こんにゃくは滅多に造らないそうです。
今回の企画は、地の恵みとご先祖様の知恵を学ぶ貴重な体験でした。
日本の伝統食品を次代を担う子供たちに伝えたい。
そんな強い想いを抱きながら東京へと帰ってきました。

お世話になった下仁田町の皆さま、本当にありがとうございました。
参加者の皆さま、ぜひご自宅でこんにゃく造りをしましたらJONAへご報告下さい。
(JONA事務局・横山)
2010 年 1 月 27 日 14:00 | カテゴリー:親子教室:Seeds+